2016年05月02日

屋根材の事・その1

屋根に使う素材も外壁程では無いにしろ色々ございます。
瓦や『桧皮葺』のような木の屋根材から
スチールの屋根材、FRPのような合成樹脂etc…
その中から一般的な素材を標準仕様にしております。

■ガルバリウム鋼板 屋根材
こと北国においての屋根材のスタンダードはスチールの屋根材ではないでしょうか。
外装の項でも説明したように素材として水を吸わない素材であること故に接合部の雨仕舞いを気を付ければ、かなりの緩勾配に対応出来る所がメリットです。横葺きで3.5/10〜3.0/10位、縦平葺きで0.5/10がメーカー基準の最少緩勾配です。

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ガルバリウム鋼板縦平葺きの写真です

弱点はこちらも外装で説明したように錆びるということが弱点になりますが、アルミをメッキ層に含有させた『ガルバリウム鋼板』を使うことにより耐久性を向上させています。


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2016年04月28日

木になる外装材です

スチールとか左官壁とか素材感のある仕上げ材に欠かせない『天然木』が有ります。
『木は腐る』という話を耳にしますが外装に使用するものは防腐処理を施した杉又は
ウェスタンレッドシダーという名前の木です。
ウェスタンレッドシダーは『ヒノキ』に属する樹種で殺菌成分と防虫成分を含んでいるので優れた耐久性が有ります。
天然木の最大のメリットは『経年美』です。
新築時の美しさから10年、20年と時を経るごとに味わい深さを増す美しさ、時間だけが可能にする変化してゆく外観は大切なお宅を『ヴィンテージ』へと熟成させていきます。
塗膜で仕上げた外装材のように『変色』=『劣化』は木製外装材には、当てはまりません。

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新築時のウェスタンレッドシダー外装材


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時間を重ねたウェスタンレッドシダー


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2016年04月20日

水を吸うのに防水︎

前回は防水の大切さを説明させて頂いたのですが、今回ご紹介する外装材は
『防水』という言葉に反して『吸水』してしまう外装材なのです。
でもご安心下さい。吸水はするけれども構造体までは絶対に到達させないという物凄く都合が良い外装材なのです。
しかも、吸水するだけあって透湿もするのです。
(ー ー;)都合良すぎですね…
原材料は鹿児島の『シラス』です。
シラスは大昔に火山の噴火によって発生した火砕流が堆積したものです。
噴火による創成物なのでマグマによる超高温で焼成された高純度の無機質セラミック物質です。
この無機質であるシラスが外装材としての非常に高い耐久性を生み出し、紫外線による退色劣化がありません。
再塗装のメンテナンスが不要で長期に渡ったコストの削減に貢献します。

施工は2回に分けて行い、まずは下塗りです。

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粒子の細い下塗り材を施工します。
その後2回目の仕上げ塗り

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にて最終的なテクスチャーや色を決めます。
写真は一般的な『掻き落とし』仕上げです。
この下塗りで細い粒子、仕上げで表情豊かな粗めの粒子
と変化させる事により雨水の『くの字流動現象』を誘発させ、躯体を濡らさず透湿し防水するという特殊な性能を生み出しました。

左官職人さんによる手仕事の風合いを大切にしていますので、
お客様が永きに渡って大切にお住まい頂く住宅にふさわしい外装材だと思います。

posted by K.T. at 10:08| Comment(0) | 標準仕様・外装の事