2016年03月22日

2×4・2×6・2×8・枠組壁工法 全部同じ工法です

前回予告の通り今回は枠組壁工法のご紹介になります。
この工法の特徴は『面材』耐力壁です!(軸組構法でもこの耐力壁面材は使われるケースが増えてまいりましたが…)軸組構法の様に10.5p×10.5pや12p×12pの正角の断面を持つ柱に対して枠組壁工法の場合は3.8p×8.9p〜13.8pはたまた3.8p×18.4pという長方形の断面を持つ柱材を組み合わせて使います。
そして基本的には軸組構法にてお話しした斜材(筋交い)を使わず面材を貼り付けて枠組状の壁を変形しないように固定します。同様に床組みや天井or屋根なども30.3p〜45.5pピッチの枠組状の骨組みに面材を貼り付けて変形を抑えます。
なので、工場にてパネル化したものを現場で組み立てる事も可能です

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この様にクレーンで吊り上げ組み立てる場合もあります!

この様に床・壁・天井or屋根の6面体を形成することによって、地震や風圧力から建物を安全に守ります。

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内部からご覧頂いた状態です。軸組構法の様に正角の柱ではなく、ディメンションランバー材が規則正しく並んでいます。

デメリットとしては、前述の6面体を形成出来ないと本来の構造強度を発揮出来ないので、プランの制約が出てしまうのですが、

サクラファクトリーではスタッド(柱の様なもの)の寸法が13.8pや18.4pの2×6(ツーバイシックス)や2×8(ツーバイエイト)を使用する事により、比較的低価格に充填断熱部分の厚みを増やすことが可能ですので採用しています!

posted by K.T. at 22:38| Comment(0) | 標準仕様・構造のこと

2016年03月17日

在来・在来・在来と言ってもの軸組工法

○○工法、○○システムと、カッコイイネーミングが付いていても、建築確認申請(お役所に出す許可申請です。)や長期優良住宅(こちらはメンテナンスしながらお住いを長持ちさせる事が出来ますよ〜という設計内容に役所のお墨付きをもらう申請)などの申請書の構造欄には『軸組構法』としか書かれません(当たり前か…)
大体は特殊な断熱材をパネル化して嵌め込む事にしたか、柱や水平材(梁や土台など)との接合部に金物を使った工法が殆どです。
この金物の使用方法・選定にメーカー専用のPCソフトを使ったり、プレカット工場を段取りすると○○システム・○○フレームというカッコイイ名前が貰える訳です。本来金物などはオープンな技術(金物メーカーが主体となって認可とっているので、オープンという表現は微妙かもしれませんが…)で誰でも使える金物なのですけれども横文字のネーミングが付くと物凄い最新技術のように聞こえますよね。
この軸組構法は皆さんがよくご存知の土台に柱を建ててゆく『ザ・木造』(在来と省略して呼ばれる事もあります)な訳です。

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ご覧になった事ありますでしょ!この構法の特徴は接合部分(柱と土台の接点や梁や柱の接点)が構造的に点で接合されている為に物凄い力が掛かると動いてしまうのです。それでは地震の時に大切な住まいを守れなので何とか動かないようにするのですが、筋違いという斜材

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この様なバッテンになっていたりするものや、

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その接合部分にはプレート状の金物や柱脚が浮き上がらない様に固定するボルトを使ったり、構造用合板などの面材を貼り付けて動かない様に固定するのです。
これらの工法が『耐震構造』となる訳です。

サクラファクトリーで軸組構法をご採用戴く際も外周面は、この面材耐力壁を使用しています。
先に述べましたように構造的な耐力の確保の他に付加断熱下地の固定や断熱材の防風層としても都合が良いので採用しています。

次回は『枠組壁工法』のご紹介をします。

posted by K.T. at 21:26| Comment(0) | 標準仕様・構造のこと

2016年03月11日

『木造』と一言で言っても色々あるのです

『木造』と言っても
・在来軸組構法 日本のスタンダード工法ですが、細かく分けると、
●昔ながらに接合部分を大工さんの手刻みで加工する純粋な在来構法
●工場で接合部や材の加工をプレカットしてから現場搬入する今時の工法
●更に工場でパネル化してしまう工法
等々、色々あるのですが、よく広告に各社が宣伝している○○工法、○○システムは元をたどると大体は軸組工法のアレンジです。

・枠組壁工法 2×4(ツーバイフォー)と呼ばれる工法です。
主に使う柱材の基本サイズが呼称2インチ×4インチのディメンションランバー材を使うので、ツーバイフォーと呼ばれますが、柱材に6インチを使ったり8インチ材を使うと2×6(ツーバイシックス)工法、2×8(ツーバイエイト)工法と呼ばれたりします。サクラファクトリーでは『水門の家』に2×6を、『狐洞の家』に2×8を採用しました。

次回はそれぞれの工法についての特徴をご紹介します。


posted by K.T. at 21:27| Comment(0) | 標準仕様・構造のこと