2016年03月26日

トイレの手摺の事も

最近はもっぱらサクラファクトリー標準の仕様の話しばかりなので、たまには少し離れまして…
バリアフリーとか高齢者対策などという名目で話題に上る『トイレ手摺』ですが、決して高齢者や身体が不自由になった方だけが必要な訳では無いと思うのです。
いたって健康な私でもジョギングを頑張り過ぎて筋肉痛になった時(更に肉離れをヤッテシマッタ時)
二日酔い続きで足元がおぼつかない時
インフルエンザに感染してしまった時
など健康な人でも身体機能が弱ると、途端に『手摺』の有り難みを感じる様になります。
私の自宅でもトイレには、ちょっと小洒落たデザイン(お恥ずかしながら本人はそう思っている…)のL型手摺を取り付けている訳ですが、この手摺の素材に若干の難があるのです。

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この手摺は手で握る部分が木になっているのですが、それ以外の部分がステンレスのヘアーライン仕上げになっています。ヘアーラインのいぶしたシルバーとダークブラウンのウッドの組み合わせがモダンな感じでカッコイイと思っている訳ですが、実はL型の底辺部分がこの様になっているのです

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そう、ステンレスになっているのですが、この金属という素材はシャープでカッコイイのですが肌が触れる事を考えると、あまり気持ちのイイ素材では無いのです。
熱っぽい時は気持ち良いのかもしれませんが、金属の特徴である熱伝導率の高さから不快なまでに冷たいのです。
『手摺』というパーツは読んで字のごとく身体が直接触れるパーツです。デザインも重要ですが、触り心地も考える(体感する)必要があるようです。


posted by K.T. at 20:29| Comment(0) | 自由研究の時間

2016年03月25日

外装材・考

様々な外装材が存在する中どれを選択するかという事は本来なら、すごく悩ましく楽しい作業のはずなのですが、昨今は多くの住宅が判で捺したように同じ様な建材で出来ている感がするのは私だけでしょうか?
おおよそ住宅・アパートなどの住宅系建物は『窯業系サイディング』で仕上げられている住宅を最も多く見受けられます。
セメント系素材出来ているので火災に強く
少し前の時代によく見られた『ラスモル』と呼ばれる仕上げ方法に比べると建物自重を軽くする事が出来るので地震の際に有利であるという事もメリットとして宣伝されています(住宅規模の耐力壁計算では地震力より風圧力の方が厳しいケースが多いのですけれどね…)
乾式の施工方法なので季節や天候に左右されづらく施工日数的にも比較的短期で可能なので、とても良い材料なのですが、
いかんせん皆んなで使うと没個性化してゆく事は仕方ないと割り切るべきなのでしょうか…?
そのデザイン的選択肢をカバーするかの様に

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レンガの様な柄

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石の様な柄

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木の様な柄

など様々な柄を作り出し、塗装の表現力もインクジェット方式などという精密塗装に進化し、一般の人は近くで見なければ本物との区別がつかない様な(あくまで様な なのですが…)商品まで出てきました。
これはこれで良い事なのかもしれませんが…
もちろんセメント板に相応しいシャープでシンプルな柄や逆に建物のデザイン的に相応しい場合もありますので、決して『窯業系サイディング』が嫌いな訳ではありません…誤解なき様に
私としては、『窯業系サイディング』ありきではなく、もっともっと選択肢で悩んでもいいのではないかなぁと思う訳であります…。

次回からはその色々な選択肢をお話ししたいと思います。

posted by K.T. at 22:32| Comment(0) | 標準仕様・外装の事

2016年03月22日

2×4・2×6・2×8・枠組壁工法 全部同じ工法です

前回予告の通り今回は枠組壁工法のご紹介になります。
この工法の特徴は『面材』耐力壁です!(軸組構法でもこの耐力壁面材は使われるケースが増えてまいりましたが…)軸組構法の様に10.5p×10.5pや12p×12pの正角の断面を持つ柱に対して枠組壁工法の場合は3.8p×8.9p〜13.8pはたまた3.8p×18.4pという長方形の断面を持つ柱材を組み合わせて使います。
そして基本的には軸組構法にてお話しした斜材(筋交い)を使わず面材を貼り付けて枠組状の壁を変形しないように固定します。同様に床組みや天井or屋根なども30.3p〜45.5pピッチの枠組状の骨組みに面材を貼り付けて変形を抑えます。
なので、工場にてパネル化したものを現場で組み立てる事も可能です

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この様にクレーンで吊り上げ組み立てる場合もあります!

この様に床・壁・天井or屋根の6面体を形成することによって、地震や風圧力から建物を安全に守ります。

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内部からご覧頂いた状態です。軸組構法の様に正角の柱ではなく、ディメンションランバー材が規則正しく並んでいます。

デメリットとしては、前述の6面体を形成出来ないと本来の構造強度を発揮出来ないので、プランの制約が出てしまうのですが、

サクラファクトリーではスタッド(柱の様なもの)の寸法が13.8pや18.4pの2×6(ツーバイシックス)や2×8(ツーバイエイト)を使用する事により、比較的低価格に充填断熱部分の厚みを増やすことが可能ですので採用しています!

posted by K.T. at 22:38| Comment(0) | 標準仕様・構造のこと