2015年11月28日

簡易の暖房エネルギー計算してみた

昨日は外皮性能の違いからゼロエネルギー化する際の太陽光発電システムの大きさを比較したのですが、ゼロエネルギー化に限らず、寒い冬には切っても切れない暖房費の試算です。昨日から物凄く風が強くいよいよ冬将軍の到来といったとこなので、タイムリーな話題でしょうか。

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イメージし易い所で灯油代に変換して金額の比較にしてみました。(リッター108円で計算しました。)
前回は外皮平均熱貫流のUA値を使いましたが、今回はQ値を使います。モデル空間の床面積は92.74u(約28坪)でQ値の変換だけで比較していきます。
最初は平成11年度基準のQ値1.9W/u・Kです平成25年度基準も想定している外皮性能は同じようですので、明確に数値の出ているQ値1.9を現行3地域(主に北東北3県)の基準として検討してみます。
Q値1.9 年間暖房負荷9,304kwなので年間1,079リットルの灯油を使用すると116,532円分の灯油を使用します。
(数値には若干の安全率と全館暖房が前提ですので、実際の金額と違う!といったクレームはご容赦ください)
同様に別の数値を代入して計算してみます。
超省エネ住宅のQ値0.75→46,018円
次も超省エネの範囲Q値1.0→61,333円
現場発泡ウレタン充填断熱仕様Q値1.38→84,650円
繊維系断熱材低密度のローコスト系Q値2.17→133,056円
今回の試算の最高と最低の差を比較すると
Q値2.17→133,056円とQ値0.75→46,018円の差額87,038円と約1/3になります。
Q値2.17とQ値1.0を比較しても差額71,723円と約1/2以下に出来ます。
これだけ差がありますと低コスト化を検討する際に断熱をないがしろには出来ない事がお分かりいただけると思います。
何と言ってもその家が存在する限り毎年同じ差額が生じる事になりますので、年間87,038円が10年間で870,380円、20年間で1,740,760円、住宅ローン35年で組めば3,046,330円にもなります!
快適に暖かく平均1万円/月を切る暖房費か月2万円以上かけても不快感の払拭出来ない住空間のどちらを選択するかは考えるまでもありませんね。
posted by K.T. at 20:38| Comment(0) | 自由研究の時間

2015年11月27日

ゼロエネルギー住宅

先日(と、いっても半月以上前になってしまいましたが…)
経済産業省のネットゼロエネルギーハウス支援事業の事業実績報告書を期限内に提出し

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ほっとしていると、ニュースでは『住宅の省エネ化促進 安倍首相が官民対話で言及』の見出しが…
2020年までに新築戸建て住宅の過半数をネット・ゼロ・エネルギー住宅化すると共に省エネリフォームも倍増させる。
という記事が載っていました。
ネット・ゼロ・エネルギー住宅(以下ZEHと表記させていただきます)は当然の事ながら住宅で生活する以上黙っていてエネルギーがゼロになる訳は無いので、エネルギーの消費量を少なくする努力と共にエネルギーを創り出す(創エネ)手段が必要になってきますよね。
現時点で考え易いのは普及している設備から考えて太陽光発電なのかなぁと思っておりますが、もうひとつの懸案事項のエネルギーの消費量を少なくする努力の方はまだまだ色々と工夫の余地が広い世界だなぁと感じております。
そこで、その工夫の一部ではありますが外皮の断熱性能と太陽光発電の設備の大きさをちょっと比較してみました。もしZEHを達成する為だけに太陽光発電のシステムを巨大化させてしまっては、本来の省エネ化の目的から離れてしまいかねないなぁと…
そこでまずは平成25年省エネ基準の地域区分3地域での想定
1.弊社仕様の外皮平均熱貫流率UA値0.26W/u・Kの場合
太陽光発電5.4kwで年間一次エネルギー削減率100パーセントになりました。
次に平成25年度基準に少し余裕を持った仕様の
2.現場発泡ウレタン充填断熱仕様 UA値0.52W/u・Kの場合
太陽光発電7.3kwにすることで削減率101.6パーセントにすることができました。
更に現行の断熱基準が別段義務化では無いので、コスト優先の断熱仕様を想定して
3.低密度の断熱材を使用するタイプで UA値0.6W/u・Kの場合
太陽光発電9.6kwまで増やし、やっと削減率102パーセントで達成出来ました。
勿論上記の計算は外皮性能だけで決まる話ではなく、換気設備や給湯設備、暖房設備も連動して関わる話ですので、簡単に数値上の結論は出せないのですが、建物形状は同じで断熱関係仕様のみを可変させて計算してみました。断熱範囲内28坪弱の建物で想定していますので、太陽光発電9.6kwまで載せることが可能か不可能かは検討しておりません。

上記試算をご覧頂いた通り現時点の省エネ基準を上回る断熱性能が無いと巨大な創エネ設備を搭載する必要があることがお分かり頂けたと思います。
建物の断熱性能は住宅を新築した時から建物の存続する限りほぼずっと同じ性能を発揮し続けます。
アクティブな設備(ここでは太陽光発電を指す)には当然建物より短い設備寿命があります。

どちらに投資するべきなのでしょうか?

ちなみに冒頭の報告を済ませたZEHはUA値0.25W/u・Kで
太陽光発電は4.4kw搭載して101パーセント達成でした。

もう少し太陽光発電のパネルを容量小さくできると、パワーコンディショナーの大きさも小さくできるのだけれど…悩みは尽きませんね!

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posted by K.T. at 12:46| Comment(0) | 自由研究の時間

2015年11月21日

甘酒の作成

TVで甘酒がダイエットにつかえる!ネタを聞きつけ
甘酒の製作に早速取り掛かってみようと…
自分の実家では子供の頃から酒粕から作る方法だったので、
麹から作る方法は初体験でした。いつも仕事の情報ばかりのブログで
突然 全く関係の無い話…すみませんm(_ _)m ご容赦ください。

とりあえずスーパーマーケットから『こうじや〇〇』の米麹を購入
炊飯器に入っていた残り御飯を茶碗一杯分に加水のうえ再加熱して
お粥を作成し60°C台まで冷ました後、ケチって麹300g中半分の150gを使用する。
ほぐした麹とお粥を充分混ぜ合わせ魔法瓶(呼び方が古い?)にて翌朝まで保存。
出来上がった甘麹(甘酒の素)を味見する…甘みが足りないかも…
水で割って甘酒にするも、砂糖を足したくなる程度の甘みしかない…
どうやら普通の御飯より、モチ米のほうが甘くなるらしい…そんな情報を入手
早速、岩手町の道の駅にて減農薬栽培のモチ米を購入1合分のお粥を炊飯器で炊く
放射温度計にて酵母の死なない70°Cを狙って計測し、先日の残りの米麹を投入する。
前回と同様に魔法瓶にて翌朝まで保温。
楽しみに魔法瓶の蓋を開け味見するも、今度は全く甘くない︎
何故だ?
単純な作り方なので間違えるポイントは米麹が駄目になっていたか、混ぜ合わせる時の温度
しか考えつかない…。
天井や壁面を測ってきた放射温度計ではお粥の温度は正確に計測出来ないのだろうか?
ホームセンターにて普通〜の温度計を入手(本当昔ながらのガラスの棒に赤い液体の入ってる)
改めて、モチ米のお粥で作業をトレースする

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今度は普通の温度計で計測する。
まだ74°C…試しに放射温度計にて計測してみる

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なに〜60°Cを下回る温度になってる (-。-;
お粥の温度計測には放射温度計は向かないらしい…
もうこうなると、何が放射温度計での計測には向かないのか気になり
カレーを煮ている圧力鍋の蓋(メッキ仕様)を計測してみた…
だめだ!触れない熱さの蓋が40°C位で表示している…
蒸気の逃がし口など100°Cを超えるはずなのに正しく計測出来ない…
使い方気を付けよう…
そうすると、前回の失敗は70°C以上で米麹を混ぜて酵母全滅ということか!

反省をしつつ、今回は61〜63°C位で『太〇のこうじ』をモチ米1合分粥に
300g添加し魔法瓶に移し翌朝まで保温
今度は、やっと成功︎
当然砂糖など入れていないけど、結構甘〜い
これならやっと甘酒に使えそう

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タッパーに移して冷蔵庫で出番待ちにします。
以上、設計以外のコツコツでしたm(_ _)m


posted by K.T. at 21:16| Comment(0) | 日記